世界最大のECサイト(ネット通販サイト)として最も有名なAmazon。
取り扱い商品数は2億種類以上にのぼり、書籍、動画、音楽の配信まで手広く取り揃えられ、現代において知らない人が居ないであろう大手サービスですよね。
Amazonでは、商品を購入したカスタマー(消費者)が実際の使用感や使い勝手の良し悪しなど、商品についてレビューを投稿することが出来ます。
実際に商品を購入する際に参考にする人も多く、レビュー1件1件が商品を買うかどうか重要な判断材料になり得ます。
商品の不備や「思っていた感じと違う」などカスタマーの率直な意見や実体験とは別に、
ありもしない悪いことをレビューを書かれると、
これから買おうとしている人がそのレビューを見て購入をやめてしまう可能性があります。
また、商品を販売するショップやショップスタッフに対する中傷や根も葉もない噂話などを書かれてしまうとショップ自体の信頼性を大きく欠くことになり、大きな売り上げダウンに繋がるので早急に削除してもらう必要があります。
このページでは、そんなAamzonカスタマーレビューを削除する方法をご紹介します。
削除してもらえるAamzonカスタマーレビューとは
あなたにとって不利なレビューだったとしても、何でも削除してもらえるわけではありません。
Amazonが定めるコミュニティガイドラインに違反しているものに限られます。
つまり、Amazonカスタマーレビューを削除するには、ガイドライン違反であることを示すことが出来なければ削除することはできません。
ではどういったものがガイドライン違反とみなされるのかを説明します。
Amazonコミュニティガイドラインを確認してみる
コミュニティガイドラインの中で、関連しそうな部分として以下のように書かれています。
他の意見を尊重する
Amazonは多様な意見を尊重します。他のお客様の投稿に対して、同意できない場合があるかもしれません。投稿に同意できないことを表現することはガイドライン違反とはなりません。すべてのお客様に快適にご利用いただくため、他のお客様の意見を尊重してコミュニティにご参加ください。
- 誹謗、中傷、いやがらせ、脅迫、扇動、卑猥、わいせつ、またはみだらな内容投稿は禁止です。たとえば、卑猥またはみだら言葉を使うこと、人種、民族、国籍、性別や性同一性、宗教、性的指向、年齢、または障害に対する憎悪や偏見を表現することは禁止です。なお、このような憎悪や偏見を持つ組織に賛同する内容も含みます。
- 他のお客様のプライバシーを侵害する投稿は禁止です。たとえば、他人の電話番号、Eメールアドレス、および住所などの個人情報の投稿は禁止です。また、フィッシングやウィルスなど悪意あるサイトへのリンクも投稿できません。
- 他人や組織など、本人以外の人やものに成りすますことは禁止です。
- 他のお客様に向けて投稿や「参考になった」の投票催促を繰り返し送ることは禁止です。
- 他のお客様の投稿をかき消す行為は禁止です。複数のアカウントや複数の人と協業して、似た内容を複数回投稿することも含まれます。
- 他人の悪口や攻撃へ関与することは禁止です。
- 商品に関連した内容で敬意や威嚇的でない表現である限り、他のお客様の考えや知識に疑問を呈することが可能です。
販促や宣伝勧誘
コミュニティの公平性を保つため、宣伝、販売促進、および勧誘(直接、間接を問わず)を含む、以下のような投稿や行為は禁止です。
- ご自身(または親戚、親しい友人、仕事関係者や従業員)の商品やサービスについて、投稿する。
- 自身の競合他社の商品やサービスについて投稿する。
- 対価(無料または割引商品を含む)と引き換えるため、または他の人に代わって投稿する。
- 対価(無料または割引商品)と引き換えることを条件に投稿を依頼する、または投稿することを条件に、対価(無料または割引商品)を受け取ることを要求する。
- 宣伝や勧誘を投稿する。(紹介者のタグやアフィリエイトコードを含んだURLを含む)
以下の場合は対象外です。
- Amazonからの依頼で投稿する場合。(Amazonで購入した商品(早期レビュー取得プログラム登録商品を含む)やAmazon Vineプログラムで受け取った商品についてカスタマーレビューを投稿することや、カスタマーQ&Aやデジタル&デバイスフォーラムの質問に回答すること)これらの場合は、Amazonによるガイドラインに遵守する必要があります。
- 経済的または個人的につながりのあるブランドや出品者、著者、アーティストに関連する商品やサービスについて、関係性を明記した上でカスタマーQ&Aで回答すること(ただし、質問すること自体はできません)が可能です。(例:「この商品ブランドの製造者です」)出品者やメーカーからの回答には自動的に出品者またはメーカーラベルを付ける場合があります。この場合は、関係性の明記は必要ありません。
- 経済的または個人的につながりのあるブランドや出品者、著者、アーティストに関連する商品やサービスについて、関係性を明記した上でコミュニティに参加すること(カスタマーレビューの投稿、カスタマーQ&Aへの質問投稿を除く、プロフィール・Amazonフォロー・ほしい物リスト等のその他のコミュニティ)が可能です。(例:「サンプル提供を受け取っての投稿です」)しかしながら、ブランドや企業は、Amazonのお客様を他のAmazon以外のサイトへ誘導する(宣伝や特別割引など商品の販売目的を含む)形でコミュニティに参加することはできません。ブランドや出品者、著者、アーティストのアカウントから自身の商品やサービスについて投稿する場合、追加のラベルは不要です。
本の著者や出版社は、お客様にレビューの投稿依頼やレビュー内容に影響するような行為をしない限り、無料サンプルや割引商品の提供が可能です。 詳しくは、 販促となる投稿についてをご覧ください。
権利を侵害する投稿
知的財産や所有権を侵害する内容の投稿は禁止です。自作の内容、または使用が許された内容のみ投稿できます。
違法行為
違法行為を誘発したり、支持したりする内容の投稿は禁止です。暴力、詐欺、違法薬物の使用、未成年の飲酒、および子どもや動物虐待など。禁止内容は以下を含みます。
- 自分自身または他人に対する身体的または経済的危害を及ぼすような事項についての主張、攻撃、冗談を含む内容(テロ行為を含む)
- 偽造商品や偽サービスの提供、詐欺行為となる内容(例:ねずみ講など)
- 自傷または他人を傷つける行為に関する嫌味・皮肉を意図的に投稿する内容
- 商品の危険な使用方法を促進または支持する内容
実際どういったものが削除対象なのか
上記のコミュニティガイドラインをまとめると、以下のような投稿がガイドラインで禁止されているため違反行為として削除対象となり得るでしょう。
- 誹謗、中傷、いやがらせ、脅迫、扇動、卑猥、わいせつ、またはみだらな内容
- 他のお客様のプライバシーを侵害する投稿
- 他人や組織など、本人以外の人やものに成りすました投稿
- 他人の悪口や攻撃へ関与する投稿
- 知的財産や所有権を侵害する内容の投稿
- 違法行為を誘発したり、支持したりする内容の投稿
Aamzonカスタマーレビュー削除方法
自信の力で削除する方法は3つあります。
- レビュー欄から違反報告する
- メールで問い合わせて削除依頼する
- 郵送で削除を請求する
レビュー欄から違反報告する
Amazonで商品を見ると、画面の下部に必ずカスタマーレビュー欄があります。
削除したいレビューを見つけたら、Amazonアカウントでログインをして、
該当レビューの「違反を報告」をクリック。
次に、「レポート」をクリック。
これだけで完了です。
あとは削除されるのを待つだけですが、Amazon側が削除対象かを判断します。
メールで問い合わせて削除依頼する
上記のように「違反を報告」しても削除の対応がされない場合、メールで削除請求をすることができます。 コミュニティガイドラインにも以下のように書かれています。
その通りにメールを送信すれば削除請求が完了します。
違反を報告
カスタマーレビューやカスタマーQ&Aでガイドラインの違反を見つけた場合、各投稿にある違反を報告リンクをクリックし理由を入力して送信することで、違反を報告することができます。
もし違反を報告リンクが無い場合は、違反していると思われる投稿が記載されている場所の説明と違反の理由を明記し、community-help@amazon.co.jpへご連絡ください。
また、何らかの報酬(無料又は割引価格での商品の提供、返金、償還を含みます)と引換えに、ガイドラインに違反した内容を作成し、編集し、又は投稿するようにといった申入れを受けた場合には、そのような申入れについて、連絡先及び関連するAmazonで販売されている商品情報を明記し、community-help@amazon.co.jpへご転送下さい。
郵送で削除請求をする
上記2種類の削除請求以外にも、削除すべき理由を具体的に記載した上で、アマゾンジャパン合同会社に郵送で削除請求を行うこともできます。
アマゾンジャパン合同会社
〒153-0064 東京都目黒区下目黒1-8-1
それでも削除されない場合にできる事
再度ガイドラインに沿った削除申請を行う
削除したいカスタマーレビューが本当にAmazonコミュニティガイドラインに違反しているかどうか今一度確認して、再度申請してみましょう。
違法性を主張する
それでも削除されない場合は、削除したいカスタマーレビューに違法性がある事を証明しましょう。
もしカスタマーレビューに電話番号や住所などの個人情報が書きこまれてしまった場合は、プライバシーの侵害にあたるため違法性を主張できます。
個人情報をレビューに書き込むこと自体がAmazonコミュニティガイドライン上で禁止行為とされているので削除される可能性は高いでしょう。
弁護士に削除依頼をする
自ら削除申請を行っても「削除理由」が不十分だったり、
その他の理由で削除されない場合があります。
その場合、誹謗中傷に強い弁護士に依頼することでスピーディーかつ確実に削除してもらう事が可能です。
また、弁護士に依頼することによって、法的な裏付けをもって削除依頼してもらう事が可能になります。
やはり個人では法的な根拠や裏付けを用意するのは難しいかと思います。
弁護士に相談する事が確実に削除を進める事につながります。
成功のカギは?どこに相談したらいいの?
あなたの被害状況によって対応が変わってきます。 当サイトは無料相談を受け付けていますので、まずはお気軽にご連絡ください! 誠心誠意お答えいたします。