掲示板上で誹謗中傷の書き込みをされてしまった場合、早急に対応するべきです。
ネットの誹謗中傷を放置するのは危険です
その理由は以下ページをご確認ください。
「2ちゃんねる」の書き込み削除の注意点
2ちゃんねるには5チャンネルの投稿も含まれている
2ちゃんねるは運営上の問題により「2ちゃんねる(2ch.sc)」と「5ちゃんねる(5ch.net)」に分かれた経緯があり、
- 2ちゃんねる(2ch.sc)には5ちゃんねる(5ch.net)の書き込みが自動的に反映される
- 2ちゃんねる(2ch.sc)に書き込まれたものは5ちゃんねる(5ch.net)には反映されない
という仕様上の注意点があります。
見分け方は投稿IDの末尾で判断します。
- 投稿IDの末尾に「.net」と記載されていれば「5ちゃんねる」から「2ch.sc」に自動で反映された書き込みとなります。
- 「.net」と記載があった場合は「2ちゃんねる」と「5ちゃんねる」両方の書き込みを削除する必要があります。
「5ちゃんねる」の書き込み削除方法はこちらから
書き込み削除のガイドライン
2ちゃんねるには削除ガイドラインが明確に表記されています。 トップページの「削除ガイドライン」から確認できます。
書き込み削除 2つの方法
「削除要請板」の削除フォームから削除依頼
「2ちゃんねる削除要請板」削除フォームから削除依頼ができます。
※メールや電話での削除依頼はできません 削除する際には、
- 削除依頼する側の名前、匿名でも可。法人の場合は身分証明が必要
- メールアドレス
- 法人名、団体名
- 削除の対象区分
- 削除する掲示板のアドレス
- 削除対象アドレス
- 削除理由
上記の記載が必須となります。
「上記の情報を漏れなく入力すれば削除される」とガイドラインには記載があります。
しかし「2ちゃんねる」の削除作業は、削除人(削除ボランティア)が行っています。
それぞれの判断に任せられるところが大きいので、必ず削除されるとは限りません。
削除フォームから削除依頼する際のメリット
- 自分ですぐに削除依頼が出来る
- 費用が掛からない
削除フォームから削除依頼する際のデメリット
- 削除人が判断し、削除されるまでに時間が掛かる
- 削除人の判断次第では削除されないこともある
- 削除依頼の内容が掲示板に投稿されてしまうため、依頼自体がプライバシーの侵害や誹謗中傷に繋がってしまうことがある
→削除依頼の削除は原則行えないため、削除依頼の内容は残ることになります
裁判所の仮処分申立による削除
こちらは裁判所に書き込み削除を申し立てる手続になります。
訴訟より早く結果がわかるため、「2ちゃんねる」の書き込みの削除には有効な手段となります。
仮処分命令を出してもらうには、「仮処分命令申立書」を作成して裁判所に提出する必要があります。
裁判所から削除命令が命じられれば、「2ちゃんねる」の削除人は速やかに削除対応します。
裁判所の仮処分申立をする際のメリット
- 削除フォームを記載する必要がない →削除内容が残ることがなくなります
- 削除される可能性が高い
裁判所の仮処分申立をする際のデメリット
- 手続きが難しく個人でやることは現実的ではない
- 弁護士に依頼した場合、費用が掛かる
→費用が掛かる反面、「削除される可能性が高くなる」「プライバシーを守れる」「手続きの手間が掛からない」というメリットがあります
弁護士に削除依頼をする
自ら削除申請を行っても「削除理由」が不十分だったり、
その他の理由で削除されない場合があります。
その場合、誹謗中傷に強い弁護士に依頼することでスピーディーかつ的確に削除申請をしてもらう事が出来ます
また、弁護士に依頼することによって、法的な裏付けをもって削除依頼してもらう事が可能になります。
やはり個人では法的な根拠や裏付けを用意するのは難しいかと思います。
弁護士に相談する事が確実に削除を進める事につながります。
削除の確実性を上げるためには
SNSへの共有やまとめサイトへの転載など、拡散されやすい2ちゃんねるの削除を確実にするには経験豊富な弁護士に依頼するのが被害を最小限に抑える最善の策になります。
弁護士に依頼した際のメリットデメリットを再度、確認します。
弁護士に依頼し、裁判所の仮処分申立をする際のメリット
- 削除フォームを記載する必要がない →削除内容が残ることがなくなります(プライバシーが守られる)
- 手続きの手間が掛からない
- 削除される可能性が高くなる
弁護士に依頼し、裁判所の仮処分申立をする際のデメリット
- 費用が掛かる
弁護士費用は個人向けのネット被害を中心に扱っている法律事務所は良心的な費用で行ってくれるので、遠慮せず問い合わせてみてください。
2ちゃんねるだけを削除してもミラーサイトや複製されている可能性があります。専門家に一度相談して本当に2ちゃんねるだけでいいのか判断してもらうのがベストです
発信者情報開示請求(特定)
ネットに悪質な書き込みが行われた場合、「発信者情報開示請求」という方法を使って投稿者を特定することが可能です。
法律上の手段を使って書き込んだ者を特定し誹謗中傷を根本的に解決できます。
開示請求するには
コンテンツプロバイダとインターネットプロバイダへの各開示手続きが必要となったり、高度な法的判断が必要となる手続きです。
さらに、インターネットの仕組み上、発信者を辿れる期間が限定されています。
法的な手続きになってきますので得意な弁護士へ依頼する事をお勧めいたします。
損害賠償も出来る!?
削除依頼をより確実に、また削除依頼だけではなく「相手を訴えたい!」「損害賠償」も!などの法的処置を検討されている場合は弁護士への相談をお勧めいたします。
成功のカギは?どこに相談したらいいの?
あなたの被害状況によって対応が変わってきます。 当サイトは無料相談を受け付けていますので、まずはお気軽にご連絡ください! 誠心誠意お答えいたします。