YouTube 削除方法

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誰でも簡単に動画コンテンツを世界中に配信する事が出来るYouTube。 無料で使えて非常に便利で人気である反面、
「自分の顔が写った動画を無断で配信されている」
「自分または家族の個人情報が分かってしまう(特定されてしまう)ような動画が無断で公開されている」

など、あなたの大切なプライバシーが侵害されてしまう場合もあります。

当ページでは、YouTubeであなたのプライバシーを侵害する動画を見つけた時に削除してもらうための手順を紹介します。

削除してもらえる動画とは

「プライバシーを侵害された!削除してほしい!」と思っても、何でも削除してもらえるわけではありません。
YouTubeが定めているコンテンツを削除する基準に順守しているものに限られており、以下のように記されています。

プライバシー侵害の申し立て手続きを使用する場合は、お客様を特定できるような情報がコンテンツに含まれていることを事前にご確認ください。YouTube では、個人の特定が可能かどうかを判断する際に以下の点を検討します。

  • 画像や音声
  • 氏名
  • 財務情報
  • 連絡先情報
  • その他の個人情報

つまり、上記の内容などから個人を特定できるような動画であれば削除してもらう事ができます。
また、プライバシーガイドラインには以下のように記されています。

顔写真、音声、フルネーム、政府発行の個人番号、銀行口座番号、連絡先情報(例: 自宅の住所、メールアドレス)など、個人を一意に特定できるコンテンツは削除の対象となります。また、プライバシー違反として削除の判断をする際には、公共性や報道価値なども考慮されます。YouTube は、プライバシー·ガイドラインの違反が発生したかどうかの最終決定を行う権利を有します。

■「一意に特定できる」とはどういう意味ですか。
一意に特定できるとは、他人が個人を特定するのに十分な情報が動画に含まれていることを意味します。単に動画に写っている個人が確認できるだけでは、一意に特定できるとは見なされませんので注意してください。たとえば、下の名前だけで他の情報が含まれない場合や、チラッと映っているだけでは、一意に特定できるとは言えません。

簡単に言うと、他人が個人を特定するのに十分な情報が動画に含まれている動画ならば、削除申請をすれば削除してもらえるという事です。
もし、あなたにしか分からないような場合(思い込み、勘違い等の場合)はどうでしょう?
ほんの少ししか映っていなくて他人があなた個人を特定できない場合や、他人が個人を特定するには情報量が少ない場合もありえます。
その場合は、削除してもらえません。
まずは、しっかりとした根拠をまとめて、YouTubeが「他人が個人を特定するのに十分な情報だ」と判断してもらう事が動画削除のカギになります。

動画公開者に連絡してみる

動画を削除してほしい場合に、一番簡単に行動に移せるのがこの方法です。
YouTubeヘルプの個人情報の保護によると、動画を公開する側には以下のように注意喚起されています。

事前に許可を得てください。 他人を撮影する際や、他人の個人情報を投稿する際は、事前に許可を得る必要があります

また、個人情報を公開されてしまった側には以下のアナウンスがされています。

他のユーザーが同意なくお客様の個人情報を投稿したり、お客様の動画をアップロードしたりした場合は、そのユーザーに連絡してコンテンツの削除をご依頼ください。アップロードしたユーザーと合意できない場合や直接連絡したくない場合は、プライバシー ガイドラインに沿ってコンテンツの削除をリクエストできます。

YouTubeに依頼をする前に、動画を公開しているチャンネル管理者に「自分のプライバシーが侵害されている」ということを伝えて動画の削除や問題箇所の修正を依頼しましょう。
直接連絡が取れるような相手ならば直接連絡して問題ありません。
もし直接連絡が取れない相手ならば、動画のコメント欄を使って連絡を行ってください。
それでも削除や変更がされない場合はYouTubeに削除を依頼する形になります。

削除依頼のための準備

YouTubeに削除依頼を行う前に、以下のことを必ず確認しておきましょう。

  • 該当の動画を公開している「チャンネルのURL」と「動画のURL」
  • 動画内で該当の場面が写っている時間
  • 本人からの削除依頼であること

なお、本人以外からの削除依頼は受け付けてもらえません。
それが例えばあなたの愛する夫や妻が被害に遭っていたとしても受け付けてもらえないのです。
ただし、YouTubeプライバシーガイドラインにより以下の場合は例外として認められています。

  • プライバシーを侵害された個人が、パソコンを利用できない
  • プライバシーを侵害された個人が社会的な弱者である
  • プライバシーを侵害された個人の保護者または法定後見人による申し立ての場合
  • プライバシーを侵害された個人の法定代理人による申し立ての場合

YouTubeに動画の削除を依頼する

実際にYouTubeに動画の削除を依頼する手順をご案内します。
まずはプライバシー侵害の申し立て手続きにアクセスしてください。

削除を依頼するにあたって必要な確認事項が表示されるので、漏れがないか等ご確認ください。
画面を進めていくと、最後に「プライバシー侵害の申し立てを送信する」という画面が表示されるので、必要事項を記載して「送信」ボタンを押して完了です。

削除依頼した後の流れ

あなたの依頼を受けて、YouTubeが動画公開者に通知を行います。
動画公開者は通知から48時間、動画内の個人情報を削除または編集するための機会が与えられます。
もしその間に削除または変更を行わない場合、YouTube チームはこの申し立ての確認作業を開始し、そこで削除されるかどうかが決まります。
他人が個人を特定するのに十分な情報が動画に含まれている動画ならば削除されるでしょう。

動画が削除されない場合

弁護士に削除依頼をする

誹謗中傷に強い弁護士に依頼することでスピーディーかつ確実に削除してもらう事が可能です。
また、弁護士に依頼することによって、法的な裏付けをもって削除依頼してもらう事が可能になります。
やはり個人では法的な根拠や裏付けを用意するのは難しいかと思います。
弁護士に相談する事が確実に削除を進める事につながります。
自分で依頼したけど削除出来なかった場合や、書き込みをした人を特定したい場合は弁護士を頼りましょう。
自分で削除依頼をするよりも格段に確実性が高い方法となります。

成功のカギは?どこに相談したらいいの?

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